■スワンプロジェクト
宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団とドルイドテクノロジー(中国)が主催し、北海道クッチャロ湖水鳥観察館の協力、樋口広芳東京大学名誉教授を顧問とするスワンプロジェクトが2023年12月にスタートしました。これはオオハクチョウとコハクチョウにカメラ付きGPSロガー(スワンアイズ)を装着し、渡りを追跡するとともに位置情報や画像を公開することで、市民によるハクチョウ見守り体制を構築する国際共同プロジェクトです。
〇スワンプロジェクトホームページ
https://www.intelinkgo.com/swaneyes/jp/
〇スワンプロジェクトで見えてくること
2024年2月22日開催 第28回南三陸自然史講座での講演
https://youtube.com/live/rFL0BsuoPok?feature=share
〇スワンプロジェクトによる渡り追跡と市民科学の合体
(日本鳥学会鳥学通信より)
https://ornithology.jp/newsletter/articles/1118/



秋田県から青森県へ飛行中のキヨシから届いた画像。
一緒に飛ぶ6羽の仲間が左上に写っている(2024年3月14日)




■環境省 環境研究総合推進費
『フィールド調査とロボット・センサ・通信技術をシームレスに連結する水域生態系モニタリングシステムの開発』
湿地の保全や再生を支援するため、従来よりも低コストで効率的な監視・管理技術の開発を行っています。東京大学、北海道大学、酪農学園大学および財団が協力して進めている環境省プロジェクトです。
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■伊豆沼・内沼研究報告
伊豆沼・内沼を中心とした平野部の湿地に関する調査研究の成果を掲載し、日本の湿地生態系の将来にわたる保全対策の礎となることを目指しています。
掲載論文・投稿規定はこちら

>> J-STAGEでも全巻ご覧になれます。
■伊豆沼・内沼研究集会
伊豆沼・内沼では多くの研究がなされています。お互いの研究を発表し合い、情報交換することで、それぞれの研究を深めることができます。また、そうした情報の共有によって、効果的な保全対策に向けた議論を行っています。
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■学術論文
 研究は伊豆沼・内沼の保全対策を進めていく上、基本となる重要なデータを提供するもので、業務の重要な柱となっています。ここでは、財団の職員が行った研究について、その過去5年間の業績について紹介します。財団では鳥類、魚類、昆虫類などの研究者がいますが、各専門の研究はもちろんのこと、それ以外の分野についても大学などと共同して幅広く研究をすすめています。中でも、食物資源をテーマとした天然記念物マガンの越冬生態の研究、オオクチバスなど外来魚防除などについてまとまった研究があります。
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■一般普及書
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